カテゴリ | レッドデータ種 | |
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生物のグループ | 昆虫・クモ類 | |
高次分類名【和名】 | 節足動物門  昆虫綱  コウチュウ目(鞘翅目)  タマムシ科  | |
高次分類名【学名】 | Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Coleoptera  Family Buprestidae | |
種名/亜種・変種・品種名 | 種名【和名 英名】 | ヤマトタマムシ |
亜種・変種・品種名【和名】 | ||
種名【学名】 | Chrysochroa fulgidissima (Schönherr) | |
亜種・変種・品種名【学名】 | ||
分布 | 国内 | 本州, 四国, 九州, 沖縄 |
国外 | 朝鮮半 島,中国,台湾,インドシナ北部 | |
生物学的情報 | 体長25~40㎜。日本最大のタマムシで,全体に金緑色に輝き,前胸背板に2本,各上翅に1本の赤紫色の縦帯紋を配する美麗種。 成虫は6~8月に屋敷林,寺社林などの里山的環境のサクラ,エノキ,シデ,クヌギなどの古木に発生する。 優美な色彩と体長から見間違いすることのない確かな種である。なお,琉球列島,男女群島および対馬に生息する個体群はそれぞれ別亜種として命名されている。 |
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分布生息状況 | 本州東北地方南部~沖縄本島に分布;海外では朝鮮半島,中国,台湾,インドシナ北部に分布する。 県南,県西から県北まで広く分布するがいずれの産地でも個体数は少ない。 |
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レッドデータ・カテゴリ | 茨城県2016:準絶滅危惧;茨城県2000:危急種;環境省2014:対象外 | |
レッドデータ選定理由 | ①生息環境の悪化 ②大部分の個体群における個体数の減少 ③生息地の局限 里山林,寺社林,屋敷林などの古木の伐採によって発生環境が破壊され,個体数が著しく減少している。 |
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生存の危機 | 里山林や屋敷林の伐採などによって生息環境が狭められ ている。 | |
特記事項 | 古くから知られた昆虫で,その優美な上翅は工芸品に利用されてきた。日本では法隆寺の玉虫厨子は有名であり,韓国でも古墳から上翅で装飾された鞍が出土している。 |
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引用・参考文献 | ||
執筆者名(協力者名) | 大桃定洋 |