カテゴリ | レッドデータ種 | |
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生物のグループ | 昆虫・クモ類 | |
高次分類名【和名】 | 節足動物門  昆虫綱  カメムシ目(半翅目)  カメムシ科  | |
高次分類名【学名】 | Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Hemiptera  Family Pentatomidae | |
種名/亜種・変種・品種名 | 種名【和名 英名】 | ナカボシカメムシ |
亜種・変種・品種名【和名】 | ||
種名【学名】 | Menida musiva (Jakovlev) | |
亜種・変種・品種名【学名】 | ||
分布 | 国内 | 北海道, 本州, 四国, 九州 |
国外 | 朝鮮半島, シベリア東部,中国 | |
生物学的情報 | 体長8~9㎜。褐色地に黒い点刻がある。前胸背板の中央には,明瞭な4個からなる黒紋があり,本種の和名の由来となっている。 クヌギ,コナラの樹上から得られるが,寄主植物の確定には至っていない。 前胸背板の黒い紋は特徴的で,近似種はいない。 |
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分布生息状況 | 北海道,本州,四国,九州,対馬。国外では朝鮮半島,シベリア東部,中国に分布する。 県内では県北の山地など,本県での高標高域からも記録されているが,御前山などの低山地で姿を見る機会が多く,本種は,中間温帯を主な生息場所とするカメムシ類であると思われる。 |
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レッドデータ・カテゴリ | 茨城県2016:準絶滅危惧;茨城県2000:対象外;環境省2014:対象外 | |
レッドデータ選定理由 | ①生息環境の悪化 ②大部分の個体群における個体数の減少 ③生息地の局限 照葉樹林帯とブナ・イヌブナ樹林帯の間に位置する落葉広葉樹林帯は,植林やゴルフ場などの開発が進められた地域でもあり,さらなる開発は,本種の減少につながりかねない。 |
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生存の危機 | 人里的でない,落葉広葉樹林の減少は,本種の生息を危うくするおそれがある。 | |
特記事項 | ||
引用・参考文献 | ||
執筆者名(協力者名) | 成田行弘 |