茨城県の野生動植物データベース

コテングコウモリ Ussuri tube-nosed bat

カテゴリ レッドデータ種
生物のグループ 哺乳類
高次分類名【和名】 脊索動物門  哺乳綱  コウモリ目(翼手目)  ヒナコウモリ科 
高次分類名【学名】 Phylum Chordata  Class Mammalia  Order Chiroptera  Family Vespertilionidae
種名/亜種・変種・品種名 種名【和名 英名】 コテングコウモリ Ussuri tube-nosed bat
亜種・変種・品種名【和名】
種名【学名】 Murina ussuriensis Ognev
亜種・変種・品種名【学名】
分布 国内 北海道, 本州, 四国, 九州
国外 朝鮮半島,沿海州,サハリン
生物学的情報 前腕長28~35㎜,体重4~8gの食虫性コウモリ。鼻孔の先が筒状になって,左右ともやや外側を向いている。背中側は明るい茶色,腹側は白い。背中側の毛は長く密生する。
森林に生息し,ね ぐら(昼間の隠れ場所)として,丸まった枯葉の中,樹皮下,樹洞,ずい道,洞穴など,様々な場所を利用する。夏期に1~2仔を産む。出産哺育場所は樹洞や,ぶらさがった枯葉のかたまりなどが知られる。
テングコウモリはサイズが大きく,体毛が灰褐色で背面 には銀色の光沢をもつ刺し毛がある。
分布生息状況 北茨城市四時川渓谷,小川,旧山方町山方,大子町,桜川市筑波山で捕獲記録がある。これらの環境は山地~丘陵の自然林や二次林である。
レッドデータ・カテゴリ 茨城県2016:絶滅危惧ⅠB類;茨城県2000:絶滅危惧種;環境省2014:対象外
レッドデータ選定理由 ③生息地の局限
これまでに確認された地域および個体数が少ない。
生存の危機 森林伐採等による生息地の減少や分断化のおそれがある。
特記事項
引用・参考文献
執筆者名(協力者名) 安井さち子

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