カテゴリ | レッドデータ種 | |
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生物のグループ | 種子植物・シダ植物 | |
高次分類名【和名】 | シダ植物門(羊歯植物門)   シダ綱(羊歯綱)   ウラボシ目   オシダ科  | |
高次分類名【学名】 | Phylum Pteridophyta  Class Pteridopsida  Order Polypodiales  Family Dryopteridaceae | |
種名/亜種・変種・品種名 | 種名【和名 英名】 | オニイノデ |
亜種・変種・品種名【和名】 | ||
種名【学名】 | Polystichum rigens  Tagawa | |
亜種・変種・品種名【学名】 | ||
分布 | 国内 | 本州 |
国外 | 中国 | |
生物学的情報 | 常緑性のシダ植物。根茎は塊状で葉を叢生する。葉柄は葉身より短く,密に鱗片をつける。葉柄の鱗片は卵状披針形~披針形,辺縁には不斉に突起があり,光沢のある褐色から淡褐色。葉身は広披針形,長さ40~70cm,2回羽状複生,羽片はかたい革質。小羽片の中肋と縁の中間につく。 山地の樹林下に生える。 近似種のイノデ,アスカイノデ,アイアスカイノデなどでは,中軸下部の鱗片は線状披針形~毛状で,胞子嚢群は小羽片の中肋と縁の中間についている。 |
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分布生息状況 | 本州は,茨城県以西分布する。県北部真弓山山麓部の暖地で,狭い範囲に少数個体が記録されたが,最近は確認されていない。 |
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レッドデータ・カテゴリ | 茨城県2012:絶滅;茨城県1997:絶滅危惧種;環境省2012:絶滅危惧Ⅱ類(VU) | |
レッドデータ選定理由 | 本県北部は生育の北限地であるばかりでなく,以前の生育地は森林がなくなり,近年確認もされていない。 | |
生存の危機 | 開発による森林の伐採によって,生育地の破壊と劣化が進んだ。 | |
特記事項 | ||
引用・参考文献 | 鈴木昌友・清水修・安見珠子・安 昌美・藤田弘道・中崎保洋・和田尚幸・野口達也 1981 茨城県植物誌 茨城県植物誌刊行会 |
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執筆者名(協力者名) |