カテゴリ | レッドデータ種 | |
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生物のグループ | 昆虫・クモ類 | |
高次分類名【和名】 | 節足動物門  昆虫綱  コウチュウ目(鞘翅目)  コブスジコガネ科  | |
高次分類名【学名】 | Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Coleoptera  Family Trogidae | |
種名/亜種・変種・品種名 | 種名【和名 英名】 | オオコブスジコガネ |
亜種・変種・品種名【和名】 | ||
種名【学名】 | Omorgus chinensis (Boheman) | |
亜種・変種・品種名【学名】 | ||
分布 | 国内 | 本州, 九州 |
国外 | 中国,朝鮮半島からイ ンドシナ地域まで | |
生物学的情報 | 体長11~13.1㎜。全体に暗黒褐色で,頭部と前胸背板は黄褐色短毛に覆われる。小楯板は特異な五角形。 成虫は5~9月に海浜環境の打ち上げられた魚や鳥の死体に集まり,灯火にも飛来する。 大型で厚みのある特異な体型と小盾板が五角形であることから,他のコブスジコガネ類とは容易に区別される。 |
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分布生息状況 | 本州,伊豆諸島,九州;中国,朝鮮半島からイ ンドシナ地域まで分布する。 県内では1977年に神栖市(旧波崎町)で記録され,その後の暫くの間は生息が確認されていなかった。しかし,2004年に再確認され,個体数は少ないものの安定している。 |
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レッドデータ・カテゴリ | 茨城県2016:絶滅危惧ⅠB類;茨城県2000:対象外;環境省2014:絶滅危惧Ⅱ類 | |
レッドデータ選定理由 | ②大部分の体群における個体数の減少 ③生息地の局限 ④捕獲による減少 黒潮の流れに沿った太平洋沿岸の良好な海岸環境の残る地域に生息するが,個体数は非常に少ない。 |
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生存の危機 | 人気のある甲虫であることから,採集圧が心配される。 | |
特記事項 | 日本産コブスジコガネ類の中では唯一の亜属(Afromorgus )を異にする。 |
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引用・参考文献 | ||
執筆者名(協力者名) | 大桃定洋(平井剛夫) |