茨城県の野生動植物データベース

アオスジクモバチ 

カテゴリ レッドデータ種
生物のグループ 昆虫・クモ類
高次分類名【和名】 節足動物門  昆虫綱  ハチ目(膜翅目)  クモバチ科(ベッコウバチ科) 
高次分類名【学名】 Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Hymenoptera  Family Pompilidae
種名/亜種・変種・品種名 種名【和名 英名】 アオスジクモバチ
亜種・変種・品種名【和名】
種名【学名】 Paracyphononyx alienus (Smith)
亜種・変種・品種名【学名】
分布 国内 本州, 四国, 九州
国外 朝鮮半島,台湾
生物学的情報 体長13㎜内外。体は黒色で青色の微毛からなる明瞭は紋があり,腹部背板の各節の斑は特に顕著である。
海浜に生息しているが,海浜近くの林縁部などでも活動している。海浜に住む徘徊性イソコモリグモを狩る。
分布生息状況 本州,四国,九州;国外では朝鮮半島,台湾。
県内では東海村とひたちなか市で採集された記録が残っている。
レッドデータ・カテゴリ 茨城県2016:情報不足(最近県内での生息が確認された種であるが,県内の分布域がまだ十分に調査されていない種);茨城県2000:対象外;環境省2014:情報不足
レッドデータ選定理由 ③生息地の局限
近年の記録は全くない。高次消費者で,環境の影響を大きく受けやすい。本種の餌となるクモやクモの餌となる小昆虫類が生息できる砂丘地が減少している。
生存の危機 記録された場所は,港湾等の大規模開発で,環境が大きく変わり,生存が危惧される。
特記事項
引用・参考文献
執筆者名(協力者名) 久松正樹

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