茨城県の野生動植物データベース

シロマツタケモドキ 

カテゴリ レッドデータ種
生物のグループ 菌類・変形菌類・地衣類
高次分類名【和名】 担子菌門,  ハラタケ綱,  ハラタケ目,  キシメジ科 
高次分類名【学名】 Phylum Basidiomycota,  Class Agaricomycetes,  Order Agaricales,  Family Tricholomataceae
種名/亜種・変種・品種名 種名【和名 英名】 シロマツタケモドキ
亜種・変種・品種名【和名】
種名【学名】 Tricholoma radicans Hongo
亜種・変種・品種名【学名】
分布 国内 本州各地。
国外
生物学的情報 かさは初め半球形~まんじゅう形で,成熟するにつれて平らに開き,表面はほとんど白色だが,淡黄色の鱗片が散在する。柄には膜質のつばを有し,白色,つばより上は平滑であるが,つばより下は淡黄色の鱗片が付着する。柄は基部に向かうにつれて細くなる。ひだはやや疎,白色。肉は白色,わずかにマツタケに似た独特の芳香を時に有する。秋に,アカマツとコナラなどの混交林内の地上に発生する。
分布生息状況 本県では,水戸市,桜川市,城里町で確認されている。
レッドデータ・カテゴリ 茨城県2020:絶滅危惧Ⅰ類;環境省2019:準絶滅危惧
レッドデータ選定理由 1 森林の伐採 2 遷移・荒廃の進行 3 生育地点が少ない
生存の危機 本県では,アカマツとコナラなどが混交する二次林が衰退傾向にあり,それに伴い絶滅するおそれがある。
特記事項 特になし。
引用・参考文献 池田良幸. 2013. 新版北陸のきのこ図鑑. 396 pp., 橋本確文堂.
執筆者名(協力者名) 糟谷大河

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