茨城県の野生動植物データベース

ウスミミモンキリガ 

カテゴリ レッドデータ種
生物のグループ 昆虫・クモ類
高次分類名【和名】 節足動物門  昆虫綱  チョウ目(鱗翅目)  ヤガ科 
高次分類名【学名】 Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Lepidoptera  Family Noctuidae
種名/亜種・変種・品種名 種名【和名 英名】 ウスミミモンキリガ
亜種・変種・品種名【和名】
種名【学名】 Eupsilia contracta (Butler)
亜種・変種・品種名【学名】
分布 国内 北海道, 本州, 四国, 九州
国外
生物学的情報 前翅は褐色だが縁の色が淡い。
10月に発生し成虫越冬。ハンノキが自生する湿地環境を好む。
近似種は特になし。
分布生息状況 北海道,本州,四国,九州。
本県では1981年岩井市(現坂東市)の菅生沼の記録以降,宍塚大池(土浦市)では継続発生。
レッドデータ・カテゴリ 茨城県2016:準絶滅危惧;茨城県2000:対象外;環境省2014:準絶滅危惧
レッドデータ選定理由 ①生息環境の悪化 ②大部分の個体群における個体数の減少
湿地環境に依存するため,環境変化の影響受けやすく,湿地環境の指標種として今回新たに追加する。
生存の危機 本県では食樹のハンノキ林の減少により,絶滅の危惧あり。
特記事項 栃木県では絶滅危惧Ⅱ類(Bランク),千葉県では一般保護生物(D)。埼玉県では準絶滅危惧(NT1)。
引用・参考文献
執筆者名(協力者名) 林 恵治
佐藤和明

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