茨城県の野生動植物データベース

ホシチャバネセセリ 

カテゴリ レッドデータ種
生物のグループ 昆虫・クモ類
高次分類名【和名】 節足動物門  昆虫綱  チョウ目(鱗翅目)  セセリチョウ科 
高次分類名【学名】 Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Lepidoptera  Family Hesperiidae
種名/亜種・変種・品種名 種名【和名 英名】 ホシチャバネセセリ
亜種・変種・品種名【和名】
種名【学名】 Aeromachus inachus (Ménétriès)
亜種・変種・品種名【学名】
分布 国内 本州
国外 朝鮮半島,ロシア南東部,中国,台湾
生物学的情報 開張25㎜前後の,小形の茶色いセセリチョウ。前翅表に小さな白斑が円弧状に配列する。
成虫の出現は年1回,7~8月。山地の疎林周辺の草地に多く見られる。食草はイネ科のオオアブラススキ。
近似種はない。
分布生息状況 本州,対馬;国外では朝鮮半島,ロシア南東部,中国,台湾に分布する。
県内では多賀山地の標高500m以上の地域と,八溝山塊で記録さ れている。八溝山塊の記録は古いもので,近年の報告はない。標高の低い地域の記録として,標高150mの山麓や標高20mの海岸砂丘での記録がある。
レッドデータ・カテゴリ 茨城県2016:絶滅危惧ⅠB類;茨城県2000:希少種;環境省2014:絶滅危惧ⅠB類
レッドデータ選定理由 ①生息環境の悪化 ②大部分の個体群における個体数の減少 ③生息地の局限
生息地が局地的で限られており,個体数も少ない。 生息に適した環境が減少傾向にある。
生存の危機 各地域での生息地が狭く,個体数が少ない。人為的環境変化の影響を受けやすい。
特記事項
引用・参考文献
執筆者名(協力者名) 塩田正寛
佐々木泰弘
有賀俊司

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