茨城県の野生動植物データベース

カワラバッタ 

カテゴリ レッドデータ種
生物のグループ 昆虫・クモ類
高次分類名【和名】 節足動物門  昆虫綱  バッタ目(直翅目)  バッタ科 
高次分類名【学名】 Phylum Arthropoda  Class Insecta  Order Orthoptera  Family Acridiae
種名/亜種・変種・品種名 種名【和名 英名】 カワラバッタ
亜種・変種・品種名【和名】
種名【学名】 Eusphingonotus japonicus (Saussure)
亜種・変種・品種名【学名】
分布 国内 北海道, 本州, 四国, 九州
国外
生物学的情報 体長(翅端まで)雄25~30㎜,雌40~43㎜。体色は灰青色で,河原の石の色と似ている。翅は長く,後肢が短い。後翅中央部に褐色の半円帯があり,その内側はあざやかな青色。
石のごろごろした中流域の河原に生息し,日中はよく飛ぶ。成虫は7~9月に現れる。
近似種はいない。
分布生息状況 北海道,本州,四国,九州
県内の一部の河川中流域の河原に生息する。戦前に採集記録があったが,2004年に再発見された。その後も採集されたが,2014年の調査では発見できなかった。
レッドデータ・カテゴリ 茨城県2016:絶滅危惧Ⅱ類;茨城県2000:対象外;環境省2014:対象外
レッドデータ選定理由 ①生息環境の悪化 ②大部分の個体群における個体数の減少 ③生息地の局限
茨城県では生息に適した環境が少なく,個体数が非常に少ない。年によって発生を確認できないことがある。
生存の危機 何らかの原因で生息地に外来種の雑草がはびこると,生息に不適となる。
特記事項
引用・参考文献
執筆者名(協力者名) 井上尚武

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